院長ヤナセの不定期コラム
院長ヤナセの不定期コラム
心肺蘇生のコースを受講しました [ 渡瀬 秀彦 ]

あまり耳慣れない言葉と思われるかもしれませんが、BLSとはBasic Life Supportの略で、心肺停止を起こした人に対するバイスタンダーによる発生現場での救命処置のことです。

BLSというと難しく感じますが、簡単に言うと、身の回りで呼吸や心臓が止まってしまった人がいたとき、救急車が来るまで人工呼吸や心臓マッサージなど心肺蘇生をすることです。呼吸や心臓が止まってしまうと脳に酸素が供給されなくなってしまいます。脳は低酸素の状態にとても弱いので、これを早めにすることによって救命率を大幅に上げることが出来ます。心肺停止から2分以内に心肺蘇生が行われた場合、救命率は90%ほどですが、4分だと50%程度、5分だと25%程度と、加速度的に救命率が下がっていきます。救急車が事故の連絡を受けてから現場への到着時間が全国平均で6〜7分なので、BLSがどれだけ重要かわかっていただけると思います。

ヤナセ歯科医院ではインプラントなど大きな口腔外科処置が多いので、不測の事態に備え、8月5日に、ドクター3人で受講しました。 今回の講習は、日本ACLS協会という、心肺蘇生の国際ガイドラインを作ったAHA(アメリカ心臓協会)の日本支部の主催する講習会でした。AED自動体外式除細動器周りの受講生の方は、お医者さんや看護師さんが多く、3人ずつの斑で実習するのですが3人全員とも医療関係者の斑でした。内容は、気道確保、人工呼吸、心臓マッサージのほかに、最近街中でよく見かけるAED(自動体外式除細動器)の使い方などがありました。成人、子供、乳児でやり方が少しずつ違い、1日かけて練習するのですが、かなり体力を使う実習でクーラーのきいた部屋でも汗が出てくるほどでした。
認定証最後に筆記と実技のテストがありましたが院長、斉間先生、私渡瀬も無事合格しました!これからも、患者さんに安心してもらえる医療を提供できるよう頑張っていきたいと思います。

(2007年8月)
心肺蘇生のコースを受講しました [渡瀬]
闘病記 [簗瀬]
 日本ACLS協会
 www.acls.jp
 アメリカ心臓協会
 www.americanheart.org