
学会を終えて(ヤナセ歯科医院 歯科衛生士 鈴木麻里)
2003年10月18日・19日の2日間にわたって開催された第23回日本口腔インプラント学会の衛生士セッションにて、「インプラント療法における歯科衛生士の業務について
- 初診時からメインテナンスまで」について発表させていただきました。
発表当日は、会場に数百人の先生方や衛生士の方々で盛況でした。生まれた初めて参加した学会だったのですが、想像以上の人の多さと、会場の大きさに驚きと緊張でいっぱいでした。発表は、不慣れながらも無事終わり、安心と今までの緊張がほどけ、ホッとしていると、一番に「頑張ったな!」と声をかけてくださったのは、院長先生でした。
あがり症の私として「完璧な発表ではなかったのでは?」と思いますが、院長先生の暖かい言葉に感謝と感動を覚えました。
最後に、発表するにあたって、ご指導、アドバイスをくれた院長先生はじめ、市川・江黒・加藤先生ならびに院内のスタッフに大変感謝しております。この貴重な経験を生かして、今後、患者の皆さまの何かお役に立てればと思っております。
発表内容
インプラント療法における歯科衛生士の業務について - 初診時からメインテナンスまで
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鈴木麻里,石橋利枝子,吉野由香,松本薫,
加藤大樹,市川博彰,簗瀬武史,
医)泰峰会 ヤナセ歯科医院
日本歯科先端技術研究所
I 目的
近年,インプラント療法は一般的な歯科臨床となった.それに伴い,院内における歯科衛生士業務も多種多様化している.また,使用機器もデジタル化され,その使用には専門的な知識も求められている.今回、当院におけるインプラント療法時,初診からメインテナンスを通しての歯科衛生士業務を報告する.
II 使用機器および業務の概要・方法
術前・術中・術後の患者へのインフォームドコンセントおよび施術説明はX線撮影写真に加え,口腔内カメラ(Satelite ScopeおよびCanon
10D)2機種を使用し行う.撮影された画像は,デジタル画像管理ソフト(Exit Viewer)を用い,PC上で管理,保存し,各時期での患者への説明に歯科医師と同席する.
当院ではインプラント施術中,Video Overlay Monitoring System(VOLMS)を用い,患者の術中管理を行う.施術前、施術器具の準備と同時にVOLMの始動準備も行う.
顎関節運動機能の測定にはGAMMA社製CADIAXを用いる.測定は歯科医師が行うが,CADIAXの測定準備および測定後の歯面清掃を行う.リコールに関しては上部構造装着,3ヶ月経過後および6ヶ月毎に行う.その患者への通知等も歯科衛生士業務の一環としている.
III 考察
歯科医療環境はめまぐるしく変化している.それに伴い,以前の歯科衛生士業務に加え,医用工学的知識の習得,生体情報への理解度また,インフォームドコンセントの一助となりうる努力が必要である.
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