人体の不思議展 (2003年9月)

家族からの日曜日のおでかけの希望が東京国際フォーラムで行われている「人体の不思議展」に行きたいとの申し出がありました。

小生は歯科大学時代に解剖実習、歯科医師になってからは研究のための頭部解剖、法医学教室時代は司法解剖を行っていますが、実は「解剖」は大の苦手なのです。嫌がる私には「歯医者なのにおかしい」とか「もっと勉強すべきだ」との冷たい?非難があがり、渋々?出かけました。
しかしながら、本物の人体標本が展示してある会場を訪れると、陰湿な雰囲気はまったくなく、また、驚いたのは一般の方が恐れることなく、興味深く、熱心に学ぶように見学している姿でした。

最初はショックを受ける方も多いかもしれませんが、皆さん、人間の体の複雑さ、また、初めて自分の体の構造を知った感激、例えばヒトの血管をすべてつなげると10万kmで地球2週半の長さであること、人が夢を見る過程や人の受精から出産までの過程、また、喫煙の怖さ、人体に施術される現代の外科手術などを知り、人のルーツ、健康の大切さを再認識しているようでした。

日本的発想から見ると少々、違和感を与えられるかもしれませんが、大変有意義である展示会だと思います。現在はIT情報社会であり、子供さんでもいろいろな情報が手に入るように感じますが、あくまでもバーチャルなものですし、また青少年に人気のあるコンピューターゲームでは安易に人を傷つけたり、殺したりしています。むしろこのような展示会をタブー視せずに、最初は畏怖を感じても、実際に目に触れて自らが学ぶことが、逆に「命の尊さ」を認識できるような気がします。

(文責 医学博士 簗瀬武史)
「人体の不思議展」
会場:東京国際フォーラム1階(東京・有楽町)
開館時間:11:00〜20:00
会期:2003年9月6日〜12月28日   入場料:¥1500

歯周病と健康
入れ歯のお話
インプラント療法と健康
最近の歯科矯正のお話
子供の歯並びと咬合誘導
歯牙漂白(ブリーチング・ホワイトニング)
自覚症状と定期検診
抜歯について
有病者と歯科治療
歯科治療が嫌われる理由
正しいブラッシングについて
歯周病原菌について
ストレスと歯の関係
レーザーと歯の健康
南の島と健康
唾液と健康
嚥下性肺炎について
21世紀の歯科医療
養育の責任
自由診療について
総入れ歯の話
お子さんの怪我について
口臭について
大きな勘違い?
お口の中に入れるもの
セカンドオピニオン
医療改革?
医療費控除について
ブリッジ
個人識別
健康ブーム?
親知らずについて
入れ歯のお手入れ
保険外診療について
喫煙とストレス
日米格差
中国事情
入れ歯について
マスコミの歯科観
咬むと痛い!
しみて痛い!
押すと痛い!
顎の関節が痛い!
人体の不思議展
口が渇く!
インプラントは悪役?
口腔ケア
抜けるまで待つ?
インプラントと拳銃
私も患者さん!
甘いものがしみる!
誤嚥性肺炎予防について
咬みづらい!
歯の役目
歯科医療保険制度
起承転結・続
歯の麻酔
口腔科
入れ歯の難しさ
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上顎骨とインプラント
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顎関節症 II
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