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歯の無い状態はさまざまな悪影響の元です。人工の土台を用意し、その上に人工の歯冠をのせる、、、簡単に言うとそれがインプラント治療です。 |
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患者さんは重度の歯周病で、お口の機能を回復したいと当院を訪れました。インプラントによるブリッジ(人工の歯をつなげたもの)が希望です。左上のレントゲン写真が初診時の状態です。自分の歯が残ってはいますが、重度の歯周病で抜かざるをえない状態でした。
下のアゴには10本、上には7本のインプラントを入れました(左下の写真)。 |
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嘔吐反射(おうとはんしゃ)・・・口の中の奥に、触るとオエッとなる部分があります。こうした部分に触り、オエッとなることを嘔吐反射といい自然なことなんですが、中には感じやすい方がいて、嘔吐反射のおきにくい場所に触れてもオエッとなる場合があります。 普通の入れ歯だと、口の中での安定性を良くするため床と呼ばれる部分があります(右上の写真)。しかし、これが嘔吐反射を引き起こすおそれがあったため、床の小さい義歯が必要でした。 右下の写真が治療後です。ブリッジにすることで床の無い義歯にすることができました。 インプラントを使ったブリッジによって、違和感無くお口の機能を回復することができました。 2年後、1本のインプラントの周りの骨が少し減り、かすかに動く状態になっていたためレーザーによる治療を行いました。1年後の検診での状態は大変良好です。
今回の患者さんは、喫煙や飲酒などの生活習慣と嘔吐反射、また外科治療によるリスクがありました。そのため、患者さんの適応や治療を担当する医師の熟達度を十分に考慮し、過信があってはなりません。そうすれば、インプラントを応用した今回のような治療例は適応範囲が広く、安全なインプラント療法の一つの選択といえます。
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